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借金700万を抱え、タクシーとUberEATSで返済するために2018年に上京してきたヒトシです。
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このブログはタクシーとUberEATSの情報発信ブログです。(決して借金まみれの男の愚痴ブログではありません)いつかはいろんなQ&Aをまとめた記事を書きたいと思っていたのですが、ついにその時期がきたようです。少しずつですが有益な情報を発信し、皆さんのお役に立てるようなブログを目指したいと思います。


先日、このようなメッセージをいただきました。



Q「タクシー会社はどこがおすすめなのでしょうか?」



この質問に対する私(とY)の見解を述べたいと思います。参考にしていただければ幸いです。



1.「会社(無線グループ)」で選ぶポイント


会社で選ぶ場合、まず大きく2つ「大手四社」と「その他無線グループ」に分けて考えるのがいいでしょう。「大手四社」とは日本交通、国際自動車(通称km)、大和自動車、帝都自動車の4社です。歴史があるだけあって、企業の仕事に強いです。しかしながら最近は日本交通一強の様相を呈しており、特に大和、帝都の落ちぶれぶりは目に余るものがあります。kmは最近「フルクル」などのアプリで話題になっていますね。各社がそれぞれの無線グループ(グループ会社を持つ)を構成しています。

大きなオフィスビルの専用乗り場( 主に日交、km)が強みで、無線仕事含め単価が高いのが特徴です。その代わり挨拶などに大変厳しく、組織・人間関係もめんどくさいです。いろいろとガチガチに縛られながらの営業を覚悟しなければいけません。

「その他無線グループ」では代表的なものとして東京無線、チェッカー無線、日の丸無線、東都無線、私鉄無線などがあります。日の丸は若干4社寄りですが、これらの特徴は「縛りが緩いこと」にあると思います。組織や人間関係もめんどくさくなく、営業の時間も自由に配分できます。4社の厳しさにウンザリして移ってくる人がけっこういるのも特徴です。


2.「稼ぎ」で選ぶポイント


ハッキリ言います。「稼ぐ」=「四社」ではありません。

私も給料を公開していますが、「いくら稼ぎたい」で会社を選ぶ人もいるかと思います。しかし先に述べた1で「そうなると四社しかない」という結論になるかというと、そうではありません。例えば東京無線は最近日交に無線配車回数で追い抜かれましたが、まだまだメディアに強いなど各無線グループがそれぞれの仕事の強みを有しています。

それに、稼ぎを決定づける最も重要な要素は「仕事のやり方」だと考えます。例えば、自分の好きな場所しかやらない、都心に行かない、客を選ぶ、夜の街を避ける、怠け癖・・・など、こういった性格では、どんなにいい仕事が回ってくる会社にいても、稼ぎは伸びません。逆にマイナーな無線グループにいても、営業の効率がいい人間は普通に稼ぎます。営収の平均はどの会社でも同じです。個人の実力が重要といえます。

「稼ぎたい」のであれば、だからこそ将来性を考え、効率化などの勉強の努力を前提として「自分の条件に合った」会社を選択するべきです。また、5で述べますが、「どういったスタイルが自分に合っているのか」を優先して考えることのほうが、はるかに重要だと考えます。


3.「自宅からの距離」で選ぶポイント


「自宅から近いかどうか」会社選びでは非常に重要なポイントですね。通勤時間は短いに越したことはありません。しかしながら、タクシー業界はその考え方とはちょっと違うかな・・・というのが正直な印象です。

まず「交通費」についてですが、交通費が出ない会社も普通にあります。むしろそっちのほうが多いのではないでしょうか。車・バイク通勤率が高いので、業界の傾向としては仕方ないのかもしれません。もちろん寮完備の会社も多いですし、徒歩圏内に住む乗務員も多いです。そしてけっこう遠く(例えば千葉から都内など)から通ってくる人も割といるんです。これは隔日勤務が要因のような気がします。毎日ならそんなことできませんもんね。12勤なら月12回の往復のみです。

以上のことを踏まえても、例えば都内近郊の会社で働くことを検討しているのであれば「場所で選ぶべきではない」といえます。会社の条件で検討すべきでしょう。例えばYの会社では茨城から来ている方がいるそうです。妻子持ちだそうですが、通勤で朝に間に合わないので遅番として勤務しています。居心地がいいのでしょう、10年近く勤められていると聞きます。


4.「入社時の条件」で選ぶポイント


募集要項を見ているといろんな条件が提示されています。支度金(祝金)、賃金体系、歩率、給与保証期間と額、保険完備、寮完備など・・・最も重要なものはやはり「歩率」です。税抜きの営収の何%を支給されるか・・・なのですが、これを鵜呑みにするのは非常に危険です。

というのも、タクシー会社には「各種手数料(またはそれに似たようなもの)」などというものが裏に存在します。例えば「無線使用料(1出番につき300円引かれたり)」「決済手数料」など。この辺は会社によってであったり、各無線グループでの取り決めであったりいろいろなものがありますので、全てを書くことができなくて申し訳ありませんが・・・とにかく、裏にこういうものが存在するので、例えば「条件を比較して62%より63%の会社を選ぶ」といったことをやると、後悔する可能性が高くなります。

他に例を上げますと、「65%と書かれていたのに実際は60%ちょっと・・・理由を聞くと、そこで初めて月の営収で変動する事実がわかった」といった話もありますね。足切り(1日の営収のノルマ)があっても、そんな不都合な事実は入社まで隠すといった悪質な会社もあります。

支度金(祝金)、給与保証はさすがにちゃんと払われます・・・が、ここにも落とし穴が。研修期間中も保険等の費用は発生するため、実際は保険等を控除した額が支給されます。そのままの額が入金されると思っていると、後で大変な目にあいますのでご注意を。私の給与公開でも書いてますが、この控除額はやはりバカにできない額です。

保険はさすがにしっかりしてますね。退職金含め、会社によって違うのでその辺は事前に調べることをおすすめします。寮などの設備、交通費についても同様です。


5.「自由度」を考えて選ぶポイント


最近は若い人材も多く入ってきているタクシー業界ですが、まだまだ平均年齢は高いようです。せっかくなのでYの名言を紹介しておきます。


タクシーもUberEATSも空いた時間で何をやるかが重要


Yはもともとこれを考えて今のタクシー会社を選んだわけではありません。ですが結果的に「非常にいい条件の会社に巡り会えた」と言っています。副業のようなことをやっても問題なし。明けの日のUberEATSなんて、その典型でしょう。営業の時間配分も自由、社風も良く居心地がいい会社だそうです。

タクシーは事故と違反と隣り合わせです。ですので「細く、長く」と良く言われますが、その先どうするのかを考えると、「時間の使い方」という側面で考えることも大切なのではないかと思います。そうなると四社は選択肢から外れてしまいますが・・・無線をキャンセルするとペナルティがある、休憩時間にうるさい、車内に私物を持ち込めない・・・Yなんか車内にPC持ち込んでますよ。休憩中に副業やってます。日本交通なんかじゃとてもできないことですね。

タクシーは私のように人生を再開できる素晴らしい仕事です。だからこそ、こういう視点で会社を選ぶことも重要ではないかと思います。




以上、思いつく範囲で述べさせていただきました。そのへんの一般向けの記事よりは生々しい内容に仕上がったのではないでしょうか。他にもいろんな情報がありますので、随時加筆していきたいと思います。必要であれば、より業界に詳しいYからの助言も可能です。



ご参考になさってください。




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